Case Study松阪市様 防災情報・被災者台帳システム

システム概要

構築期間:2018年10月~2019年3月
運用期間:2019年4月~現在


災害時は、各所から寄せられた様々な情報を整理し、災害の状況把握から情報の分析、意思決定までを迅速に行い、的確な対応につなげることが求められます。さらに、災害終息後には、被災者の生活再建に向けて各種支援を実施するなど、各フェーズに応じた災害対応が必要になります。

これらの業務を円滑に実施するため、災害発生から終息後の復旧・復興支援まで、シームレスに対応できるシステムとして「松阪市防災情報・被災者台帳システム」をご導入いただきました。

 

導入後の効果

有事における情報を確認する様子

リアルタイムな情報共有で迅速な対応へ

各拠点で登録した情報はリアルタイムに反映されます。たとえば、各避難所の避難者数も即座に把握できるため、必要な人員や支援物資の手配など、 迅速な対応につなげられます。

 

ドローンの活用

過去の災害対応を活かせる

システムに蓄積された過去の災害対応の情報は、いつでも参照できます。個別のファイルや紙の書類でまとめている場合に比べ、情報の検索・閲覧も簡単。 災害時や訓練の際にも、過去の災害対応履歴の中から類似災害を参照しながら対応できます。

お客さまの声

  • これまで情報共有に時間や手間がかかることが課題となっていましたが、システムの導入により簡単に情報を確認できるようになり、情報共有もすばやく行えるようになりました。
  • 各課の情報が自動的に集計されるので、集約から集計までの手間がなくなり助かっています。
  • 導入後の修正も、保守の範囲内で柔軟に対応してくれます。災害対応の運用に変更があっても随時システムに反映されるので、問題なく利用できます。

将来へ向けて

  • 被災者台帳システムと住民基本台帳を連携し、常に最新の情報で管理できるようにしたいです。
  • 現状は、各拠点・施設内で使用していますが、もともとはタブレット端末との連携も想定して導入しました。将来的にはタブレット端末も積極的に活用していきたいです。